2019年09月

 
 
東京都工芸染色協同組合 七支部員で染め帯の展示を行っております。



ぼかし屋の出品は、前回ブログで染め風景をご紹介した橘の染め帯一点です。
糸目糊がとれてスッキリした写真です。


お太鼓に締めるとこんな感じ。


表参道にご用の節はお立ち寄りくださいませ。
明日28日は会場におります。

お知らせ | 11:19 AM | comments (x) | trackback (x)


帯を締めると前柄とおたいこ柄にバッチリ橘の実がたわわに実っている図で染め帯を作りました。


地染 帯なので少し厚手の生地。

青味の強い緑色です。柑橘類の葉っぱの色からとりました。


色挿し ミカンではなく橘の実、念のため(^^;)
色を試し染めしながら挿していきます。


橘は春夏秋冬、葉が緑であることを称えた歌が万葉集にあります。
実がたわわになっても葉が濃い緑であるのは、例えば、葉も色づく柿の色合いとは違うということです。
おめでたい木とされていて、お雛様の左右に桜と橘がありますね。

ぼかしを多用して黄色からオレンジ色、少し緑色の残る橘の実を描きました。


前々回にご紹介した「片歯刷毛」が大活躍です。


熱源にさらして乾かせながら作業するのは、滲みだしを防ぐため、キレイにぼかすため。

色挿し終了。蒸して、糸目糊を落とし、水洗い、湯のしをお願いして完成へ。


橘は実さへ花さへ その葉さへ
枝に霜ふれど いや常葉の樹    聖武天皇


ぼかし屋の作品紹介 | 11:40 PM | comments (x) | trackback (x)
 

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