誂え染め〜振袖〜について。東京友禅は、ぼかし屋友禅へ

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ぼかし屋 友禅

最寄り駅 : 東京メトロ東西線
西葛西駅
TEL / FAX : 03-3877-2275
東京友禅はぼかし屋友禅へ、お気軽にお問い合わせください。

誂え染め〜振袖〜

お誂え(オーダーメイド)の参考に、振袖の作品例を紹介いたします。

<大振袖>
絹地は明るいワイン色のぼかし染め。
菊、桜、芙蓉、カトレアなど四季の花々を散らした友禅模様。
胸元の色の濃淡が印象的な振袖。
※画像をクリックすると大きい画像で表示されます。

□お仕立て上がり価格 45万円

振袖のご注文は、この作品例をもとにお好みに合う色、柄に変えて承ります。


★ たとえば

どんな花模様がお好きですか?

牡丹、菖蒲、紫陽花、梅、蘭、バラ、百合、桜、コスモス、藤
花々を取り合わせたり、散らせたり。同じ菊でも大輪の菊から小菊まで様々。
「お好きな花一種類だけ」という柄ゆきも個性的で素敵です。
作品例の花模様に替えて、お好きな模様で染め上げます。

どんな色合いがお好きですか?

作品例の地色は明るいワインカラーですが、他にローズピンク、サーモンピンク、ピンクグレー、ブルー、ペバーミントグリーン、ラベンダー、クリームなども素敵です。
お好みの色合いを、ぼかし染めで染め上げます。

地色の例を色見本で用意しました

振袖用の明るい色だけでなく、付下げや色無地用の渋い色までお選びになれます。ご参考になさってください。
色見本はこちらからご覧ください。

お値段について

この作品例と基本的に同程度の柄ゆきの振袖であればお花の種類や表現方法、地色をご希望に沿って変更しても、料金は同一です。

※古典柄などの場合は別料金となります。ご予算に合わせてご相談ください。
※訪問着など他の種類の着物の場合は、料金表をご参照下さい。
※帯など付属品は含んでおりません。

ぼかし屋では、お客様のご希望を伺ってデザインし、お一人のためだけの創作一点物の振袖や訪問着を制作しております。どうぞお誂えをご検討くださいませ。

※ご注文から納品までの実際の流れは「ご注文・お誂えの流れ」コーナーをご覧ください。
※振袖以外の着物については「どんな注文ができるの?」コーナーに作品例がございます。
※先ずはお気軽にご相談ください。お問い合わせ票はこちら

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こんなふうに染めました

作品例の振袖をどのように染めたのか、主な染色過程をご紹介します。

※画像をクリックすると大きい画像で表示されます。
サイズに合わせて裁断した生地で仮絵羽仕立て。その上に下絵を描きます。
縫い目をはさんだ模様がきちんとつながるようにするためです。
下絵のある生地をほどいて反物の状態に戻します。模様伸子(もようしんし)で張ってピンとさせ、下絵を糸目糊(いとめのり)でなぞります。
糸目糊が完成
全体に刷毛で糊付けします。地入れと呼びます。糊の水分で下絵は消えます。
糊だけで模様を描いたように見えます。(お気づきでしょうか。糊といっても水に溶けた糊から、トロリと粘る糊まで用途によって原料も形状も様々です)
引き染め。刷毛を使い、ぼかしながら地の色を染めます。
完全に乾燥させます。
布を再び模様伸子に張り、模様に筆や小さな刷毛で色を挿します。
染め上がり。でもまだ糊が残っています。
洗いで糊を落としました。糊の跡が糸のような白い線になり、全体が明るくサッパリします。
仕上げに金彩を加えて染め上り。
反物として染め上った状態です。
仕立て上がり。着用のイメージです。
上半身。このように縫い目をはさんで一枚の絵のようにつながって染め上る模様を「絵羽模様」と呼びます。
裾模様

※染め工程や技術については「ぼかし屋の染めとは?」コーナーもご参照ください。

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