2025年04月

 
 
手描友禅の職人組合である東京都工芸染色共同組合が主催する年1回の展示が来月予定されています。
例年3月に浅草の産業会館で開かれていましたが、今年から会場を上野の東京都美術館に移しました。



(宮崎は14,16,18日に会場におります)

ご存じのように東京都美術館は大変大きな美術館で、メインの展示会場では超有名な内外の美術の展示が行われています。今回の手描き友禅の展示はそのメイン会場のすぐ脇のギャラリーAで開きます。
ぼかし屋の作品は一点だけですが諸先輩方のおしゃれな作品が出ますのでお近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
お近くに、と言うならばそれはメイン展示場を鑑賞するついで、という事になりますね。
実は東京都美術館への移転が決まった時に組合員みんなで「着物好きなお客様方が喜びそうなメイン展示にぶつかりますように」と祈ったのでしたが、
ご縁があったのは何と!ピカソの上をいくスーパーアーティスト「ジュアン・ミロ展

ご参考までに展覧会チラシはこちらです。


かつて高校の美術教科書で初めて見た時は「ホアン・ミロ」という表記だったのも懐かしく。スペイン、カタルーニャ出身でピカソと同じくファシズムとフランコ政権に反対の立場を貫いた人だそうです。

着物好きの興味を引く展覧会が他にないかと言えば、5月25日まで東京藝術大学大学美術館で開催中の「相国寺展-金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史」はいかがでしょうか。


京都の名刹、相国寺は伊藤若冲の「動植綵絵」の本来の所有者として有名ですが、今回の展覧会では若冲の墨絵が展示され、他にも雪舟、探幽、応挙などのお歴々を見られるようです。
やはり観るならコチラでしょうか!
芸大美術館は東京都美術館を過ぎて国立博物館を右にみて左折、少々歩くと左前方に見えます。
何だか展覧会情報になってしまいました(^^)

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