着物の技術で制作した明治の大礼服

 
着物の技術で制作した明治の大礼服

明日9月30日(土)18時から NHK BSプレミアムで
「ロイヤルミステリー 皇后のドレスの謎」が再放送されます。

昨年放送された時に見たのですが、着物好きとしては興味深い内容でした。再放送があるならぜひご紹介したいと思います。もっと早くご案内したかったのですが、今日の明日になって気付きました。
大急ぎで書いております。

放送当時の番組案内です(朝日新聞から)


このドレスは明治天皇の皇后が式典で着用したものだそうです。
同じく朝日のネット番組案内からの写真で 大きくご覧いただけます。





番組の主旨は、このドレスは打掛や振袖を作るのと同じ技術で作られていること。
明治時代になって宮中行事のドレスコードで最上位とされたドレス類について、従来はフランスなどからの輸入生地で作られたものとされてきましたが、近年生地も縫製も日本人によって行われたものが多いと分かってきたのです。
番組中で生地のアップも見られます。確かに江戸以来の刺繍職人が縫い上げたのだな!という感じが分かりますよ。
武士の世が終わり、刀に関わる多くの職人が錺細工(かぎざいく)に乗り出したように、織り刺繍の職人も形が着物からドレスに変わっても同じ技術が活かせたという事ですね。
初回放送を見ましたが、再放送も再度見てみようと思います。

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