2022年06月

 
 
東京手描き友禅の着物は模様のモチーフが自由なのが特長です。
組合の方々には江戸風景を得意とする方や猫を組み入れた模様に取り組んでいる方もいらっしゃいます。花の模様は一般的なので誰しも描くのですが、ぼかし屋は花の中では着物模様にあまり使われない紫陽花を染めるのが持ち味だと思っております。


ベランダの鉢植えの紫陽花。今年は絶妙な色合いの一輪ありました。
青から紫、ピンクへ。緑と黄もありますね。色の移ろいというのはこういう事なのでしょうね。
友禅で、どう染めようと自然には勝てません…


ぼかし屋の紫陽花の訪問着。試着の様子。襟から胸、袖へと色を少しずつ変えながら染めました。



今年は葉に見事な斑が入っている紫陽花に出会いました。

  斑入りトキワアジサイ
さほど遠くないのに初めての見学となった京成バラ園にて。

バラ園の奥に池があり紫陽花がたくさん植えられた一角があり、


白、緑、黄色の斑がくっきり入ったこの紫陽花が見頃だったのです。




 このような美しい斑入りの葉を主人公にした紫陽花の着物も、自然に勝てないとめげずに染めてみなくちゃ!と思ったことでした。ただし紫陽花は季節性が強いのでお客様の着物にはなりにくく、どうしても展示作品用となりますが(^^;)
京成バラ園ではで見たバラの数々については是非次回に。

季節の便り | 05:31 PM | comments (x) | trackback (x)
 

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