2018,05,26, Saturday
振袖用の白生地を裁って仮絵羽仕立ての準備をしました。東京手描き友禅の誂え染めでは、まず白生地をサイズに合わせて裁ち切り、仮の仕立てをしてから下絵を描くのです。
今回使うのはこちらの生地。
欄や菊のおめでたい地紋です。
反物をまず巻きを解いて長さを確認し、難がないか見ておきます。
巻棒から解くと大きな絹の山に。
真っ白の輝く美しさで、毎度のことながら「私なんかが手を加えていいのかしら」と思ってしまいます。変身の甲斐ある仕上げにしますからね、と言いながら採寸。
印打ち。
裁ち切っていきます。勇気がいります。
途中何度も長さを確かめつつ、切り終わったら着物の形に並べて最終確認。
仮絵羽仕立てへ進みます。
6/14追記
仮絵羽仕立てが出来上がって戻ってきました。地紋がきれいです!
花嫁衣裳のようですね(*^^)
東京手描友禅の道具・作業 | 04:07 PM | comments (x) | trackback (x)