誂え染めの準備、裁ち切り

 
振袖用の白生地を裁って仮絵羽仕立ての準備をしました。
東京手描き友禅の誂え染めでは、まず白生地をサイズに合わせて裁ち切り、仮の仕立てをしてから下絵を描くのです。


今回使うのはこちらの生地。
欄や菊のおめでたい地紋です。



反物をまず巻きを解いて長さを確認し、難がないか見ておきます。
巻棒から解くと大きな絹の山に。


真っ白の輝く美しさで、毎度のことながら「私なんかが手を加えていいのかしら」と思ってしまいます。変身の甲斐ある仕上げにしますからね、と言いながら採寸


印打ち。
裁ち切っていきます。勇気がいります。


途中何度も長さを確かめつつ、切り終わったら着物の形に並べて最終確認。
仮絵羽仕立てへ進みます。


6/14追記  
仮絵羽仕立てが出来上がって戻ってきました。地紋がきれいです!


  花嫁衣裳のようですね(*^^)

東京手描友禅の道具・作業 | 04:07 PM | comments (x) | trackback (x)

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