2016,03,07, Monday
昨日無事に今年の染芸展が終了しました。浅草の会場に移って初めての開催。場所柄がよかったのか、
三日間のご来場者は約1700人!(‘◇’)
昨年のほぼ倍増で、諸先輩方もビックリでした。
当然、友禅染の体験コーナーは大盛況。
開催中は本当に多くのお客様とお話ができ、忙しくとも楽しい時間を過ごすことができました。
皆様どうもありがとうございました。
会場で出品作を撮影しました。
模様化した菊の花々から生まれた鳳凰が遊ぶイメージで作図しました。
身頃のブルーと同系統色の濃淡で裾濃(すそご)に染めました。
ぼかし線をずらして引き染めを二度繰り返すことで、
たいへん※足の長いぼかし染めとなりました。
※ ぼかし染めは、色がグラデーションで薄くなっていき、淡色または、ついに白になる染め。淡くなり始めた所から一番淡く、または白色になるまでの長さを「ぼかしの足」と呼びます。
ぼかしの足が長いほど、なだらかに淡くなっていくぼかし染となります。
短いと、一気に色が消える感じのぼかし染となります。
模様が引き立つぼかし方を考えて染めます。
ぼかし屋の作品紹介 | 11:19 PM | comments (x) | trackback (x)